top of page
top1-2.jpg

​kumejima tsumugi

0ロゴ.png

自然と溶け合う         穏やかな伝統美

​久米島紬について

 久米島紬は、天然染料や泥染による色や風合いが独特で、希少性の高い久米島伝統の織物で、国の重要無形文化財に指定されています。

 久米島紬は、原材料と染色に大きな特色があり、すべて天然の材料を使用し、そのほとんどは久米島産のものです。絹真綿を紡いだ糸を原料とし、天然の草木染め、または泥染めによる染色、絣糸は手括り、織は手織りで行われます。デザインから糸染め、織りまでの工程を一人の技術者が行うという特徴があります。そのため、伝統技術を受け継ぐ技術者の、作品に対する思いが感じられる織物と言えるでしょう。

TOP24.jpg
IMG_6752.JPG

​島に自生する天然染料

久米島紬の糸は、島に自生する天然染料を用いて染めます。豊かな自然に恵まれた久米島ならではの植物での草木染め、島でとれた泥を用いた泥染めという技法で糸を染め付けていきます。

IMG_6771.JPG

​絣

​伝統の手括りの絣

絣とは、あらかじめ糸に柄を染めてから織る技法です。絣糸は、糸束を部分的に縛ってから染める括りの技法で、久米島紬は機械での括りではなく、伝統的な手括りで行われています。

IMG_7511-2.jpg

​織

​投杼機と砧打ち

久米島紬は、投杼機(なげひばた)という手織りの機で織り上げます。織り上がった反物は、杵を使って叩く「砧打ち」という工程を行い、光沢と風合いを整えます。

bottom of page