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二つとして
同じ模様は生まれない
一
瞬
の
芸
術
SUMINAGASHIZOME

西本願寺三十六人家集と呼ばれる紙料は、墨流し模様が写し取られている。
墨流し染めの歴史
墨流しの起源は、今からおよそ1200年前の平安時代まで遡ります。川の水面に墨を落とし、川の流れによって作られる模様の変化を楽しんだ「宮廷遊び」が始まりだと言われています。
その後、和紙が貴族の間で書物、手紙、懐紙、巻物として普及し、墨流しも模様を和紙に写し取るようになったと思われます。

墨流しは縁起物
墨の黒は「苦労」を水に流し、良いことが来るという縁起の良いものです。
今でも福井県越前地方では和紙に墨流しを施し、嫁入り道具の中にしのばせ、「娘が嫁ぎ先で苦労しないように、苦労が流れる様に。」との慣わしが伝えられています。
