ORIBITO
1924
京都に生まれる
西陣の織元として京都で活躍する。
1967
能登を訪れその夕日に魅了される
能登を訪れその夕日に魅了される町長の招聘もあり、能登で織物を始めることとなる。初めの2年間は、京都から能登に通い、織子の指導にあたる。
1970
京都を離れ、能登に移り住み「絲藝苑」を創設
能州紬の織元「絲藝苑」で、本格的な創作活動を展開。
1976
ファッション誌「non-no」に体験ツアー記事掲載
体験ツアーブームにのって「絲藝苑」に多くの若者が訪れる
1981
カルバン・クラインが絲藝苑を訪問
アメリカの有名デザイナー カルバン・クラインから1万本の手織りベルト の発注が来るが、手織りで量産不可のため断念。
1981
能州紬テキスタイル学院設立
上島洋山氏に職業訓練指導員免許が与えられ、職業訓練校として石川県知事の 認定をうけ、能州紬テキスタイル学院を設立。
1982
労働大臣賞を受賞
多年にわたる功績に対して賞状を受賞
1988
ユーゴスラビア「日本文化祭88」で能州紬を紹介
ユーゴスラビアのベオグラードで開催された「日本文化祭88」で「能登外浦十景能州紬」の 着物を紹介し、ヨーロッパの人々に感銘を与える。
1988
ノルウェー大使が絲藝苑を訪問
両国は長年にわたりさまざまな交流を行い友好関係を育んできました。
1992
石川県デザイン協会の依頼でドイツに作品を出品
作品の出品とともに、ドイツへの視察団に参加。
1997
第17回 伝統文化ポーラ特別賞を受賞
日本の貴重な伝統文化に貢献し、今後も活躍が期待される個人または団体に対し、更なる活躍と業績の向上を奨励することを目的とした賞。
1999
石川県より伝統産業の振興発展への貢献を表彰される
石川県の伝統産業に従事し、その振興発展に貢献した方々の功績と努力を顕彰し、これを表彰することを目的とした賞。
2014
享年90歳
上島洋山の弟子・郡司佳代子氏が能州紬を継承。